あなたじゃなきゃ

｢裕亮はさ、今までも彼女いたことあるでしょ｣



｢え、なんだよ急に｣



｢私は裕亮の元カノとか気になるし…、なんで別れたのかとか、どこが好きだったのかとか、すごい知りたいんだけど…!｣





｢…なんだよ、そんなこと｣



｢そんなこと!?｣



｢だって今さらだろ?


俺は元カノがいたなんてこと忘れてるくらいお前が好きなんだから。｣



え////



｢俺さ、初めてなんだよ。こんなに運命感じてるの。お前だけ。




言っとくけど、家のこと話したのも、お前だけだからな。これから先のことも考えてお前にだけは言ったんだからな。｣





そう…だったんだ…



なんか私…バカ



ちょっと気になっただけだったの



そうだよね、

裕亮、あたしのこと大好きだもんね★



過去のこと気にするなんてどれだけ裕亮のこと信用してないのよ、あたし。





｢ごめん、なんか…ちょっと聞きたかっただけだったの…でももういいから｣



｢いや、でも隠すことでもないし…聞く？｣





へ???




｢それで明日香のモヤモヤが晴れるなら｣



｢ちょっと聞きたい…｣




｢わかった｣


裕亮はニッと笑ってそう答えた




｢って言っても俺も今まで２人だからな｣




よかったー


１人は怖かったんだよね



だって１人だとさ…

それだけ想いが強かったわけだから





ね、よかった!