あなたじゃなきゃ





「お、着いたじゃん」



「やったー♪」




「あ、でも時間やっぱり少し余ってるな。そこのベンチで休憩するか。」



「うん!」



「じゃー俺も質問。」


「何??」





「俺の第一印象は?」




( ゚ д ゚ ` ;; )




なんでよりによってそこ聞くの!?




裕亮の第一印象…



生理的に受け付けない★




なんて言えないって…




「なぁ?」



「ゆ、裕亮は?あたしの第一印象」



「は?ほぼ一目惚れだって言ってんだろ?」




確かに…




「ま…まぁ…そんなにはよくなかったかな??あはは」




「…」




え 無言




「裕亮?」


!!!!!



めっちゃテンション下がってる…



「ご、ごめん!冗談だって!!


かっこいいって、皆も言ってたよ?」




そ そう、みんな言ってた



「それはみんな、俺がお前を好きだったからってことを知っていたからで!言ってくれてたんだよ」




「そ…そんな前から知られてたの!?」



ちょっと話そらしてみた



「入学して3日目くらいからはみんな知ってたんじゃね?」



「な…なんで!?」



こっちの話題の方がやばいかも…



「たまたま明日香がいない時で、ほとんどの奴が教室にいるときに俺がみんなに宣言したから(笑)」



「はっ?!!?なんて!!???」







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