あなたじゃなきゃ
「わー!!広い!!
ってゆうかきれー」
「俺だってちゃんとバイトしてきたからな!」
そっか……
ここ最近、放課後もずっと一緒に帰れてなかったし
授業中も眠そうにしてたのは…
働いてたからなんだよね……
このために。
「ありがとうね」
「ん?おお」
「まだ夕暮れだけどさ、夜になったらもっときれいな景色が見えるんだよ。楽しみにしてろよ?」
「うん!!!でも……夕焼けでも十分きれい……。」
窓のそばの席で、かなり高いんだろうなー
って身をもって実感するくらい、外の景色は美しすぎて言葉にならなかった。
「ま、俺からしたら、
明日香の方がきれいだけど。」
!!!???!?!????
はぁ!?///////
「ばっ!……そんなクサいセリフはいいからっ(笑)」
「でも本当だし」
かぁー/////////
「ここからの景色の方が……断然きれいだもんっ!」
「そうかぁ?(笑)」
そうだよっ!何言ってんの……はずかしいっ
「あ、料理きた!」
「何が良いかわかんねーから、てきとーにイタリアンコースにしといたけど…平気だったか?」
「もちろん★大好きだよww」
「あ、そう。よかった」
「?」
裕亮の返事がぎこちないから顔を覗いたら、
何故か真っ赤だった。
「え、どうしたの?」
「なんでもない」
「いやいや!なんんでもなくないでしょ!顔真っ赤だよ?」
「ばか、聞くなっ」
「なんでよー!?」
「うっせー////」
はぁ????
よくわからない・・・・・・