あなたじゃなきゃ
「綺麗な景色も見納めだな。そろそろいくか」
「うん…今日は…本当にありがとうね!
あたしからもクリスマスプレゼントなんだけど…
これ」
買ってたペアリングを出した
なんか…この雰囲気が良いと思ったから
渡しちゃった
お店のお礼っていうのも兼ねてww
「……!」
「これが裕亮のでこっちがあたし―」
あ
「…こーゆーのって…男がやるもんだろ////」
「え!?」
だめだった???
だって欲しかったんだもん…
ペアリング…
「なんで悲しそうな顔してんだよ?
嬉しいよ。
でも、俺が買ってやりたかったの!///」
あ…そーゆーこと…
「ぷっ(笑)」
「なっなんだよ!?」
「なんか裕亮かわいいww」
「はっ!?ばかかっ
お前のが万倍かわいいっつーの」
はぁ??///////
「ほら、手」
「?」
「せめて俺にはめさせてくれよ」
あぁ!
左手を出した
「…俺まだ高1だし頼りねーかもしんないけど、
ずっと一緒にいて欲しい。
本当に。」
…ゆうすけ
そう言って指輪をはめてくれた
「…もちろんです」
私も裕亮の左手をとって
「あたしこそ、特別かわいくもないのに…こんなに大事にしてくれてありがとう。
初めての彼氏が裕亮でよかった♪
最後の彼氏も、裕亮でいてください」
そう言って指輪をはめた