あなたじゃなきゃ





「まぁ俺らの愛は深いってことだ(笑)」




なんじゃそら…




それから10分くらいで


「よっし」


という声が聞こえた




「ほら、100個w」




「…っ」



紙にびっしりと書いてある私の好きなとこ…



それを見て私も湯澤も驚くばかりだった





「はぁー…」


「なんだよ、まだお前の方が明日香を愛してるって自信満々に言えんのか?」




「どーでもいい」



「「はっ!!???」」



私と裕亮は2人して変な声をあげた



「別にもういいだろ、



俺とお前は同じように岬が好きなだけ



変わらねーんだから」




ズキッと音が聞こえたような気がした



湯澤と裕亮の気持ちが一緒?



そんな訳ない



「ばっかじゃねーの」



!!



「そんな負け惜しみ、通用しねーよ。




第一、俺とお前じゃ全くちげーんだよ。」




「どこがだよ」




「明日香からもらってるもの。




明日香を守りたい気持ち。



もう二度とこいつを独りにしたくねーんだ」




…………!





「は…?」




「わりぃけど、




何もかもちげーんだ」




「…俺は岬以外の女子に優しくしない」



は??



「俺だってしねーよ」



「2人っきりで話してやってる時点で優しさなんだよ」




……



「だから、岬が悲しんでんだろ?




そんなこともわかんねーで…



よく守りたいだなんて言えんな。」






………!







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