あなたじゃなきゃ





よくよく思い返してみると




裕亮が付き合わない?

って言って
でもそれが嘘で

でも実はそれも嘘だって言って

お前は?って聞かれて

私が半ば無理矢理好きって言ったんだから




…………




結局どっちってことになるんだろ?




「ま、俺だな。


付き合わない?って言ったことにして」



「…………まいっか♪」





「それでは~フリップオープン!!!!」




司会者が準々に解答を読み上げて



とうとう私たちのところにきた





「では、岬×佐藤ペアいきましょう!




解答は


告白は男性から!


言葉は
好きだ。お前は?


私だけでしょうか!?
この言葉がどんな言葉よりも甘く感じるのはーーー!!!」




あれ?さっき言ってたのと違う…




でもこれも言われた気がする




「ばーか。思い出したか?」




「あっ/////」




裕亮は覚えてたんだ…




あたしは忘れてたのに…





ごめんね、ありがとうw






「さてさて皆様



総ての質問を終えたところですけれども!!



ルールは大丈夫でしょうか?



ここで一旦おさらいをしておきましょう!




総ての解答が終わりましたら、会場の皆様にはどのペアか1組を選んでいただきます。

もちろん、ベストカップルという称号にふさわしいカップルですよ!

そして、そのペアのエントリーナンバーを紙に書いて前にあるBOXにだしてください!!



参加者と皆様には一旦退場していただき、本日の文化祭が終わる前にアナウンスで放送を流します。

放送を聞きましたら、またこの会場に集まっていただき、ベストカップルの発表となります!!


皆様、お帰りにならないようにお願い致します!!



では、投票を開始します!


ペアの方はご退場くださいっ」






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