あなたじゃなきゃ







「嫌…なんて…言ったかい?」



「え」



「君がどんな風に育ってきたのかはわからない。でも、君の態度にはとても好感がもてるよ。


両親がいても君のように育たない子もいるんだ。」



「あ…ありがとうございます!!」



「じゃあ…」


裕亮が答えを催促した



「会ったときから決めていたよ。なぁ、母さん」


「ええ♪」




……



「明日香ちゃん、」



!


「はい」




「うちの裕亮をよろしく頼むよ」





!!!!!




「はい////ありがとうございます////」






安心と歓喜の思いで涙がでた




裕亮も


「ありがとうございます」



と言っていた




「本当は俺が言うつもりだったんだよ(笑)」



「両親のところだろ?わかってたよ」


「え?」


「裕亮がびっくりしてたもんなぁ」


「あ…//」



あはは///



「明日香ちゃんはしっかり者だってこともわかったし!」



「…ありがとうございますww」



「明日香ちゃんになら今からでも任せられそうだな。あっはっは」



え!////



「まぁ大学卒業したらゆっくり2人で決めてくれ」



「はい!」





裕亮の両親は本当にいい人たちだった



終始楽しく話せたし


部屋のことも、裕亮が一人立ちするために自分から部屋を無くして欲しいって言ったらしいしww




本当、裕亮のお嫁さん…



だなんてよく言えたなぁ!あたし(笑)






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