あなたじゃなきゃ

3ハグッ目







……//////




そんなの…当たり前なんだよ…




でもそうやって口で伝えてくれたり




たまにツンデレだったり




嫉妬させたがりだったり




嫉妬しいだったり




私のこと一番に考えてくれたりとか




本当に大好きだよ









「はい」








私がそう言うと裕亮は微笑んで







「明日香を好きなやつがいっぱいいるのは当たり前のことだなって思う(笑)」



「え!?」



いきなり何のことなのかよくわからなかった



「可愛すぎるし、性格もよすぎる。明日香が俺を選んだのなんて本当に奇跡みたいなことだなーって」




「そんなことないよ!



そしたら裕亮が私を選んだのだって奇跡だもん」




「俺はちげーよ、




運命だもん」




「なにそれ!?



あたしもだもんっ!」




「あっはは」




私ももちろんだけど裕亮は車内ずっとご機嫌だった




今日は裕亮ん家でお泊まりしてから明日は休みだからゆっくりデートする




いっぱいいっぱい愛を伝えられる




あなたじゃなきゃ




私は愛を思い出せなかった





あなたじゃなきゃ




私はダメになってしまうから。





裕亮、あなたと出逢えてよかった。








おわり
< 220 / 221 >

この作品をシェア

pagetop