あなたじゃなきゃ
第三印象
そんなこんなで付き合うことになった私達…
昨日はいろいろあった…
ファーストキスがプリクラだし…
初彼だって実は友達に好きな子がいたから少しだけ応援してたのに…
予定外だよー…
で、今は学校の最寄り駅にいる…
だって一緒に行くぞって裕亮が…!
だから約束の3分前に来た
けどまだ奴はきてないみたい
早く…
「あ」
私と反対のホームからきた彼が眠そうにあくびをしながらやってきた。
そう、私と裕亮は家が学校から真反対。
だから学校から駅までの行きと帰りはせめて一緒に…
とのことだ。
こんだけ愛されてるのは嬉しい
けど、いつもの冷たい態度からは
愛は一切感じられない!
「っはよ」
「遅い!」
「は?時間ぴったしだろ」
「私より遅いから遅いの!(笑)」
「フッ。ばーか」
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あ!またあくびしてる!!
「そんなに寝てないの?」
「あー…」