あなたじゃなきゃ




「悪い…ちょっと寝坊した…」



裕亮のせいで非難があたしにふってきたっつーの!



「気にしない、気にしない♪」





亜季…





「カラオケいこー♪」


柚希がそう言って

10分遅れでカラオケへ向かった。




「ねぇ!」

「ん?」


前を歩く男子達に聞こえないような声で亜季が私達に話しかけてきた。


「お願いがあるんだけど…いい?」

「うん?」








「山と隣に座りたいの…。」








「え!???」


「しーっ!(笑)


隠してたんだけど…



私やまが好きになっちゃったの…///


だから…」






そうだったんだ!!




あ!だからさっきも…

私が山と話してたから!!??



「じゃ…じゃあ裕亮のことはもう−」


「なーんとも思ってないよ(笑)



しっかり言っておけばよかったね。」




そ…そうだったんだぁ……






ほっ


とした!




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