あなたじゃなきゃ






「…あすか…………。」




「制服だっていうのに、あいつ全く気付いてないよ(笑)」




「…」




「私がここにいるわけないって思ってるんだろうね、神奈川だし。家真反対だし!」






「うん…。」





「柚希…」



「……ん?」





「ありがとうね。」





「っ……うん…。」










その後柚希の家について

お風呂入って、柚希の服を借りて

ご飯食べさせてもらって…。



二人で愚痴ってた…



ただ…、本音じゃないんだよね。






そんな時、着信音がなった


チャララー




「シュガーだ」

「出な!」



こくっ



と頷いて恐る恐るボタンを押した




「もしもし?」


「俺!決着つけてきた!」




「うん」



「きっちり別れてきた。」





嘘を通す気…なのかな?



私は、それに付き合わなきゃならないのかなぁ




「なんだよ、嬉しくねぇのか?」




「嬉しいよ!ありがとう♪」




「お、ああ!」



「じゃあね♪」



「え!?」




「なに?」



「あ、いや…別に……」


「じゃ−」

「なんかあったのか?」






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