色えんぴつ

「でも莉奈ちゃんとこぅいう事になったって知ると、彼女泣いちゃうから二人だけの秘密な」 

本当、オトコってなんて都合のいい生き物なんだろう。


「言われなくてもこんなこと、誰にも言いません」

先輩は満足そうに微笑んだ。
「思った通り、莉奈ちゃんってほんといい子だな〜」
そぅ言って、太ももにつたう赤い血を舐めてくれた。
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