時刻の最果

ドッドッド(排気音)

着いた ここが世界的に有名なXiasの研究所か...


やたら広大な敷地にでっかい建物が2つ建っている。

一つは関係者なら誰でも立ち入る事のできる一般的な施設だ。

もう一つは国家機密レベルで管理されている、超ハイセキュリティの極秘施設だ。科学的研究もされているらしい。

実はこの研究機関の極秘施設については黒い噂を聞かなくもない
あくまで噂だが、「人体実験がされている」「新型ミサイルなどの殺戮兵器の開発がされている」などが黒い噂の一部だ。

だが今の僕にはそれが事実であれ、噂であれ興味がない。
自分がどこで生まれ(製造されたのかな?)
何のために生まれ(造られ?)
そして、僕自身と 大昔の地球人との接点
これを知る事が出来るならば悪魔にだって魂を売る覚悟だ。

シャーッ(自動ドアの開く音)

ハン「(受付けの女の人に)こんにちわ、初めまして」
ハン「私、本日からこちらでお世話になりますハンと申します」


受付け嬢「お話は伺っております。どうぞそちらのお部屋で腰おかけになってお待ち下さい」

思っていたより普通な感じだな 
この後、お決まり通り手の空いた暇な研究員が来て、挨拶代わりに名刺を渡して 研究室に案内されるってとこか..

‐5分経過‐

コツコツッコツ(足音)


男「初めまして、ハン君ですね?」

ハン「あっはい、今日からお世話になります」

男「私はXiasの責任者、所長をさせて頂いているビニーです。よろしく」

ええ..僕みたいな一介の新入りにいきなり所長
...

ハン「所長さんですかこれはこれは、よろしくお願いします」

所長「堅苦しい挨拶はこの辺にして、ではまず研究所内を案内しましょうかね」
ハン「お願いします」
< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop