最初から
とりあえず健二のベッドでいいよな
冷えピタとかねーの?
つーか、健二に連絡しねーと
あ、書類も届けねーと



あぁー、ったく何なわけ




そこかしらあさって見つけた冷えピタを女の子のおでこに貼ってあげた


あ、電話電話




「もしもし健二」
『あ、陽介あった?悪いな』
「あー、いいんだけどさ…」
『ん?何かした?』
「お前の彼女?女の子が熱出して倒れてたんだけど…」
『は?俺彼女なんていねーけど…』

だよな、じゃああの子は…

『…あ!多分妹!マジで!?熱?とりあえずさ、書類届けた後、看病しに戻ってくんない?俺遅いんだよ今日…。後で奢るから』


看病!?知らない女の子を?
…とりあえず書類届けてからな


健二と電話を切り、女の子の様子を見て、急いで健二の元へ向かった



.
< 2 / 14 >

この作品をシェア

pagetop