最初から
目を覚ました頃には、外は暗くなっていた。美由紀ちゃんは、いまだ寝ている


腹減ったな


何かあるかな。健二借りるぜ
此処にいない友に断りを入れ、冷蔵庫などをあさる




軽く食べた後、美由紀ちゃんが目を覚ました



「陽介さん…?」

「起きた?熱はど?計ってみなよ」


体温計を渡し、美由紀ちゃんは熱を計る
ちらっと見えた胸元にすぐさま目を逸らした



ピピッ



体温計が計り終え音を鳴らす


「37度7分…」

さっきよりはひいたな
よかった。健二はまだだろうな。とりあえず俺はまだ美由紀ちゃんの傍についていた


俺らは自分の事だったり他愛もない話をした
とても楽しい


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