魔王彼氏様
朝練だか、なんだかでいつもこの時間。
強いから、許されるんだよね。
みんな、にこにこしてさ。
内心は、どうせウザイとか思ってんでしょ
告白の呼び出しなんて、日常茶飯事らしいし。
どうせ、顔目当てな子が毎日ね
まぁ、バスケに集中したいだかなんだかで、全部断ってるらしいけど。
でも!!!!!!!!!!!!
このクラスには、幸せな事にバスケ部がいないのだ!
とかいっても、1年だから平部員だけどね。
下積み期間だし。
本当、神様ありがとう
そんなこんなで、授業が始まる。
一時間目は、英語
あたし、窓側の席一番後ろだから寝れるんだよね☆
本当、あたしのクジ運は素晴らしい。
ゴットhandだよ
あっ、英語のスペルが分からないだけだから
「……。 …那。 栗那!!起きんか!!」
「ほぇ?あっ、寝てません。」
「寝てただろう!!次寝てたら、補習だからな!!」
「あっ、はい」
次寝てたら補習だってー
そんなの、逃げ出すに決まってるでしょ。
赤点取らなければめったに補習なんてないしねー
あっ・・・次、数学だ。
よし!!サボり決定☆
久しぶりに、屋上行こうかな~
最近ずっと中庭だったし