my friend

@もうひとつの物語

これは、東京に引っ越した美里のお話です。


「…ふぁー」


欠伸をしながら、起きる。

カーテンの隙間から太陽の光が漏れてる。


「まぶしっ」


そう言いながら、自分の部屋を出る。


リビングに行くとお母さんが


「お友達から手紙が来てたわよ。」


と言う。


一瞬、結莉かな?って思ったけど…結莉だったらメールするよね?


「どこ~?」


「新聞の上にあるわよ。」


やっとの事で見つけた手紙の送り主は…結莉だ。


早速、読もうとするあたし。


「美里っ!先にご飯食べちゃいなさい。」


「はぁーい。」


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