監察天使☆ネノ
第一章☆ネノとレーチ

いざ地上へ★sideネノ

「地上へ行って、魔王のガキが悪さしないか見張っててくんない??」

「…ほぇ??」


私、天使ネノは、ただいま大天使ソフィア様にお呼び出しをされてぇ…。


「な、そんな重役…!!」


なぜか、いきなり監察天使として魔王の子供の見張りを任されました…。


「大丈夫だよ、奴のガキは奴に似てか知らんが温厚なようだし。

テキトーにやっとけばいいんだよ。」


…そうですか、なら大丈夫ですねぇ〜。


て!!!!


そんなハズないないない!


「あの…なぜ私なのですか??」


そう。

私は落ちこぼれ天使。

力を自由に操る事もできない、ポンコツ天使。


なんで、わざわざ私なのですか??


「地上なら、力を使う必要ない。
それなら他の有能な天使を出すより、ネノちゃんにって…神様が。」


ニコニコするソフィア様。


神様〜!!!!

酷すぎます…泣。
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