監察天使☆ネノ
「星影 未来でぇすッ☆
よろしくねぇン♪」


レーチと学校に来て、教室に行くとなぜか私のクラスにミーラちゃんが居た。


「み…ミーラちゃん??」

「…だぁれー?ぁんた。」


かる〜く他人のフリをされてため息をつく。


そらーそっか。

私がみんなに天界での事とか、ペラペラ喋ったら嫌なんだ、きっと。

喋るハズないけどね。


男の子たちに油売ってるミーラちゃんを横目に私は席に着く。


すると、ミーラちゃんは男の子達に『ごめんねぇ〜』と言ってその場から離れてる。

そして、私の横を通りすぎる。


「“レーチ”はぁたしのモノにするから。
ネノちゃんは黙って見てなさい??」


そして、肩をポンッと叩いた。

…術をかけられた…。

動けない…。








ミーラちゃんは地上界でもちゃんと術が使えるんだね…。


さっきまでの安心は容易く崩れ去っていった。
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