監察天使☆ネノ
「ネノは、友達だよ??」
「…調子良いこと言わないでよ!!」
そうだった。
ミーラちゃんは小さい頃から一族の血のせいで、男の子にチヤホヤされてて、女の子からは呆れた目で見られてて。
今は例え違くても、昔はそんなの望んでいなかったんだよね…?
「友達って言ったら、怜知が帰ってくると思った?
おあいにく様!!
もう、ネノの所なんか帰らない!
怜知ゎ…ぁたしの…」
「“モノ”じゃないよ。」
言いかけたミーラちゃんに私が続ける。
「もう、あんたに話してても通じないからいい!!」
そう言って、駆け出したミーラちゃん。
「…通じないのは、そっちでしょ。」
羅菜ちゃんが呆れた様に言う。
「…レーチもだけど…ミーラちゃんも心配になっちゃった…。」
「本当に、ねのは人が良すぎる…。」
「…良くないよ。」
感嘆を漏らす羅菜ちゃんに言った。
…だって、私だって…
ミーラちゃんの事、嫌な子って思ってたもん。
だから、どう接したらいいか分からずに、今までは黙ってばっかだった私。
でも、もう分かった。
ミーラちゃんは、友達。
「…調子良いこと言わないでよ!!」
そうだった。
ミーラちゃんは小さい頃から一族の血のせいで、男の子にチヤホヤされてて、女の子からは呆れた目で見られてて。
今は例え違くても、昔はそんなの望んでいなかったんだよね…?
「友達って言ったら、怜知が帰ってくると思った?
おあいにく様!!
もう、ネノの所なんか帰らない!
怜知ゎ…ぁたしの…」
「“モノ”じゃないよ。」
言いかけたミーラちゃんに私が続ける。
「もう、あんたに話してても通じないからいい!!」
そう言って、駆け出したミーラちゃん。
「…通じないのは、そっちでしょ。」
羅菜ちゃんが呆れた様に言う。
「…レーチもだけど…ミーラちゃんも心配になっちゃった…。」
「本当に、ねのは人が良すぎる…。」
「…良くないよ。」
感嘆を漏らす羅菜ちゃんに言った。
…だって、私だって…
ミーラちゃんの事、嫌な子って思ってたもん。
だから、どう接したらいいか分からずに、今までは黙ってばっかだった私。
でも、もう分かった。
ミーラちゃんは、友達。