監察天使☆ネノ
「ミーラちゃん、レーチ、おはよう!!」


返事はないけど、それでもいい。


余裕の表情だったミーラちゃんは、昨日の一件で、大人しくなっちゃった!?


「ネノちゃん、今日…家に来てぇ??」


ミーラちゃんらしからぬ口調で言われる。

話しかけられた事と、その内容に驚く。


「…いいよ??」























「えー!?呼び出された!?」

「うん。」


羅菜ちゃんにさっきの事を話す。

カナリ驚いた羅菜ちゃんは、少し、考えて言った。


「罠か…本心か。
どっちだろうな??」


…罠。

たとえ、そうだとしても…私、術も上達したし大丈夫。


それに、本心かなって思ってる。

だって、あんなミーラちゃんは小さい時ぶりだったもん。









だから。

行くよ。


もう、怖がりな自分も辞める。

レーチと向き合うんだ。
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