監察天使☆ネノ
…遅い。


「はぁぁぁ…」


ぬゎーにが“翌日に来る”だ??

来ねぇじゃねーか、女天使!!



今は、夜の11時。

まったく、来るなら早く来いや!!



俺は自室のテラスで空を眺めた。


「あー、このまま来なくていい…つか、来るなよー。」


天使なんか、大嫌いだ!!


そう、心の中で叫びまくる。



「…?」



空から、フワフワと光る何かが降ってきた。


そして、それは俺の前で光るのを止め…










ドンッ











何かがテラスに落ちた。


まさか…こいつ…。
< 8 / 111 >

この作品をシェア

pagetop