監察天使☆ネノ
「手ぇ…出してイイ??」

「却下、ムリ、やめて。」

即答する私に、ため息をするレーチ。


私はレーチに抱きついて静かに呟く。


「ネノが、レーチのお嫁さんになるまで待って…──??」


レーチは顔を赤くして、私に腕を回す。


「ネノ、俺と結婚してくれるの…!?」

「ぇ…嫌…だった??」


私がレーチを見上げると、めちゃめちゃ笑顔のレーチがいた。


「めっちゃ嬉しい。」


あんまり子供みたいに喜ぶから、可愛くなって頭を撫でる。




















「ミーラちゃんに、キス以上の事した?」


落ち着いてきて、私は気になった事を聞く。


「…してない、してない!!

キスも…したけど、さっきほど激しいのは…」

「は、激しい!?」


なんかエロい〜と、うつ向く私に軽く唇を合わせる。


「レーチぃ…」

私はそのまま、レーチに抱きついて目を閉じた。
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