監察天使☆ネノ
第五章☆監察天使を辞める時

新しい婚約者★sideネノ

夏休みに入ったけど、私は赤点補講の為に学校に向かう…。


結局、私は期末テストもろくな点数が取れなくて、こんなことになってしまった。

毎日、レーチに勉強教えてもらってるのに、なんでだろ??


「いってきまぁす…」


部屋のドアを開けると、レーチがいた。


「頑張れ、元気出せよ。」


レーチが私の頭をポンポン叩く。


「ぅにゅ〜…」

「ははは、いってらっしゃい!!」


身長が180チョイあるレーチに、143cmの私は勝ち目がないの。





玄関の扉を開けると、太陽がギラギラしてて眩しい。

溜め息をつき、私は外に一歩踏み出した。


「あ゛づい゛〜…。」


太陽は、もはや“暑い”というより“熱い”って言った方がしっくりきた。
< 87 / 111 >

この作品をシェア

pagetop