監察天使☆ネノ
しばらく歩いていたら、見慣れた人影が…?


「ぉ、お祖父様!?」


お祖父様は私に気がつくと、私の方へ歩いてきた。


「どうして、このような所に!?」

「久しぶりじゃの、ネノ。」


お祖父様は私を撫でて、おっしゃった。


「…何か、あったのですか??」


すると、お祖父様は『うむ。』と、紙を出した。


「…??」

「ネノ、喜べ。
婚約者ができたぞ。」

「はい??」


なんで…??


「相当…身分の高い人でのう。
向こうさんから、言ってきたのだ。」

「そんな…、お祖父様…」


貴族の階級は…そらー、こっちも高いらしいけど、、、よくわらない。

断れないのも、分かる。


「では、学校の方は転校と言うことで手続きしておいた。

監察天使は今月いっぱいでオシマイじゃ。」


そして、ニッコリ笑ってお祖父様は消えた。











はい?

えっとー…婚約者?

なんで??

って、私は…レーチが…。











よく理解できないまま学校に行くと、先生に『登校日の日にみんなにあいさつする?』と聞かれーの、いろんな先生に『寂しくなるな』と言われーの…



とにかく、補講どころではなかった。
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