監察天使☆ネノ
夜。風呂に入って部屋で放心状態の俺の所へネノがやってきた。


「レーチ…一緒に寝よ??」

「……///
…な、今、何て…!?」


俺の倒れてる、ベッドに来て布団に入ってくる。


「レーチと、居られる…最後だから…。」


ネノは俺の目を見る。


「ネノを…奪って??」


一瞬、理性が揺らいだが、ネノを抱きしめて俺はなんとか保つ。


「だめだ…。
ネノに触れたら、還せない。」


『だから、これだけ…』と、俺はネノにキスをする。

深く、深く…ネノに刻み込むように…。














ネノ。

俺はもう、女を好きにならない。

お前が最初で、最後だ。











この先、俺が結婚したとしても、ネノだけを愛すよ。



だから、忘れないでくれ。
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