監察天使☆ネノ
「ネノちゃん!!」

「ミーラちゃん!?」


家に着くとミーラちゃんが待っていた。


「おじ様に頼まれて、迎えに来たのぉ…、で、新しい監察天使はぁたしとアレンだから、安心してね??」

「うん…ミーラちゃん、よろしくね…。」


私はミーラちゃんに抱きついた。


「ぁたしは目を瞑るから、あっちにしてきなさぃ!!」


ミーラちゃんに回れ右をされて、レーチの方を向いた。


「レーチ…ばいばい。」

「ネノ…!!」


私たちは少し抱き合って、それから離れた。


「元気でな?」

「レーチもね!」


私たちは笑って──…作り笑いだったけど…──最後のお別れをした。


「ネノちゃん、いい?」

「うん。」


そして、私は天界に帰っていった。
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