夏恋〜大好きな君へ〜


太陽の光が水に反射してキラキラしている川には小さい魚等が気持ち良さそうに泳いでいた。


ツインズたちも…


「お前ら着替えあんの?」


そんなビショビショになりながらはしゃいじゃって。

「えー、ないよ〜?」


「夏だしすぐ乾くもーん」


あー、はいはい。
そーでございますか。


元気の良いツインズだこと。


僕は少し離れた日陰で二人を眺めてた。


にしても、やっぱり田舎だな。


都会もあちーけど田舎も十分あちーや…。


電波も悪いし。


暇だなー………


と、思っていると…。


「…っきゃあ〜っ!!」


え…?


―ドサっ


気づいたときには遅くて僕は誰かの下敷きにされていた。


僕の下は石ころさんたちだから痛い…。





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