夏恋〜大好きな君へ〜


キョトンとした顔。


やべーな…こりゃ。


つーか、そんなことじゃなくて…。


「僕、夏休みの間はこっちにいるからよろしく」


と声をかけると夏江ちゃんはパアと嬉しそうな表情を見せて大きく頷いた。


「今日…メールしてもいいですか!?」


アドレス交換したんだから許可が必要か?


と、思いつつも僕は携帯を持っている右手を上にあげて


「待ってる!」


と返事をし、そのまま手をふりながらバイバイをして帰った。





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