夏恋〜大好きな君へ〜
直ぐに返信が返ってきた。
【ありがとー!んじゃ爽司くんって呼ばせてもらうねっ。
敬語も…無しにするね】
メール打つの早いなと思いながら僕も返信した。
返信がくるたび僕はどんな内容なのかドキドキして
どんな返事を返そうか
どんな話をしようか
沢山迷いながら夏江ちゃんとのメールを楽しんだ。
春紀たちが寝ると行って隣に送り届けても
ばあちゃんにスイカを渡されても
僕は夏江ちゃんとメールを続けた。
夏江ちゃんの学校の話や友達、家族。
いろんな話を聞いて、知らないことを沢山知った。
ただ、それだけで嬉しかった。
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