夏恋〜大好きな君へ〜


僕も、ツインズと一緒にご飯を食べた。


久し振りに食べるばあちゃんの手料理は美味い。


僕、朝はいつも起きるのは遅いから朝食は抜いてるから本当にちゃんと食べるのは久し振り。


「ねぇねぇ、おばあちゃん聞いてー?」


黙々と新聞のテレビ欄を見ながらご飯を口にしていると春香ちゃんがとんでもないことを言い出した。


「爽にぃね、可愛いカノジョが出来たんだよーっ」

「ブホっゴフ…っ!!」


春香ちゃんの言葉と共に、僕は飲んでいた味噌汁を吹き出した。


『汚いなー、爽にぃったら』


吹き出したのは申し訳ないけど…春香ちゃんのせいだからな!?


何を言い出すんだ!

しかもばあちゃん相手に…。


つーか、クスクス笑われてるじゃねーかよ。





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