夏恋〜大好きな君へ〜


そして、それぞれ通知表を渡されて一学期は終わった。


成績が悪かった奴もいればいいやつもいた。


僕はやっぱり…普通。



僕はクラスにいた皆に「また、夏休み明けに」と挨拶をしてから学校を後にした。




これから一ヶ月ちょいは

僕のパラダイスっ


とか思ってみたりした。



でも本当に夏休みはいい!


学生の特権だな。


僕は内心ウキウキしながら家へ向かった。










僕はまだしらない。


この夏休みに


忘れもしない


恋をすることを。




片瀬爽司 高校二年生。


僕の夏休みが始まった。





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