夏恋〜大好きな君へ〜


わかるよ…。


心配してくれてることくらい。


基は優しいからそうやっていつも気にかけてくれるよね。


ありがとう。


でも、約束したから
夏江ちゃんと待ってると。


二、三年で帰ってくるなんてないと思ってたし

何年かかるかなんてわからないから覚悟だってしてた。



もう、いないのかも知れないけど、信じたい。


僕のところに会いにきてくれると。


「ありがとう」


でも大丈夫。と付け足した。


基は浮かないを顔をしたけども「爽司がそれでいいなら」と、最後には笑顔をみせてくれた。






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