夏恋〜大好きな君へ〜
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ベランダにでて僕は横になる。
「…あっちぃ…」
毎年の如く、蝉の泣き声が夏だと感じさせる。
大学の夏休み。
僕は五年振りに田舎のばあちゃんん家にきた。
久々だ。
ばあちゃんん家も
この田舎町も
全部。
「…懐かしい…な」
夏江ちゃんとの思い出がありすぎたから。
ひと夏を共にしただけでもこんなにも瞳を閉じれば彼女との思い出が蘇る。
今、君は
何をしてる?
「…っ………う゛っっ」
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