待っていたの
初めて自分の部屋のドアを開く。
「うっそぉ…」
中はラブホみたいな、ピンクの部屋でフリフリがふんだんに使われている。
天涯付きのベットにスケスケのシャワーにスケスケのトイレ。
でも今の彩に感動している時間はない、何たって初仕事なのだから。
「よし!」
ロールスクリーンが付いているのでそれを降ろして目隠しにするみたいだ。
今はひとりしか居ない上に忙しいので、そのままシャワーを浴びる。
クローゼットを開けて、きちんと下着まであったので、ブラのサイズまできちんと合っている事に疑問も感じず、青系のドレスの中から月白のシンプルなドレスを選んで着る。
ありがたい事に、鏡台があり基礎化粧品からメイク道具に至るまで揃えられていた。
なぜか、日本で売っているブランドの物だったが、疑問に思う余裕などなかった。
眉毛をかき、アイラインを引き、ルージュをひく。
あまり変わらない顔だけど、初日から派手なのは遠慮した方がいいし、元々ギャルじゃないし、派手なメイクも苦手だ。
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「うっそぉ…」
中はラブホみたいな、ピンクの部屋でフリフリがふんだんに使われている。
天涯付きのベットにスケスケのシャワーにスケスケのトイレ。
でも今の彩に感動している時間はない、何たって初仕事なのだから。
「よし!」
ロールスクリーンが付いているのでそれを降ろして目隠しにするみたいだ。
今はひとりしか居ない上に忙しいので、そのままシャワーを浴びる。
クローゼットを開けて、きちんと下着まであったので、ブラのサイズまできちんと合っている事に疑問も感じず、青系のドレスの中から月白のシンプルなドレスを選んで着る。
ありがたい事に、鏡台があり基礎化粧品からメイク道具に至るまで揃えられていた。
なぜか、日本で売っているブランドの物だったが、疑問に思う余裕などなかった。
眉毛をかき、アイラインを引き、ルージュをひく。
あまり変わらない顔だけど、初日から派手なのは遠慮した方がいいし、元々ギャルじゃないし、派手なメイクも苦手だ。
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