待っていたの
「お姫さま、沈んでない?」
何かを振り切るように、執務室で服をアレコレ考えている彩に、栄達が不思議に思い主である王に問うた。
「よくわからん、アレの事は」
真実、白夜には彩の事がわからないのは確かだ。
今まで気にする女性がいない、そして彼は王なのだ相手の事を思いやる必要もない。
「お姫様は、何を考えてるんだろうね?」
栄達の言葉に、白夜はうなづく。
本当にわからないのだ、女を知らない白夜は。
何かを振り切るように、執務室で服をアレコレ考えている彩に、栄達が不思議に思い主である王に問うた。
「よくわからん、アレの事は」
真実、白夜には彩の事がわからないのは確かだ。
今まで気にする女性がいない、そして彼は王なのだ相手の事を思いやる必要もない。
「お姫様は、何を考えてるんだろうね?」
栄達の言葉に、白夜はうなづく。
本当にわからないのだ、女を知らない白夜は。