待っていたの
「彩っ……!!」

遠くから白夜の彩を呼ぶ声。


呆然と彩を見る栄達。


今まで、逃げ出す事をしなかった彩が初めて逃げた。












そして、彩の姿が見えなくなって深いため息をついた、栄達にゆっくりと歩んで近づく白夜。



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