待っていたの
(なんで、ひよこの鳴き声?)
先生が入ってきて、授業が始まっても結局、左の男の子は起きない。
「臥 淑鵬、起きなさい!」
やっと名前がわかった、彼の名前はが しゅくほうくん。
いくら呼んでも起きないので、揺すってみる。
すると細く見える身体から、腕で払おうと私に向かって振り落とされる腕。
間一髪で避けるが、疾がいつの間にか、腕を拘束して何か技をかけている。
「いたたたたたなにすんだよ!」
「なにすんだよ!はこっちのセリフだ!うちの大事な姫さんに何しやがる!」
「何もないよ、疾。寝ぼけてただけだよ」
ふと…弟を思い出す。
弟も、起こしに行ったらたまにこういう手を払う動作をしたっけ。
「姫さんに感謝しろよ、クソ餓鬼!」
「なんだよ、クソジジィ」
「まだ俺はジジィじゃねー!」
喧嘩を始める二人。
「ストッープ!授業中だから静かに、喧嘩したいなら外でして、淑鵬も授業聞きなさい!」
.
先生が入ってきて、授業が始まっても結局、左の男の子は起きない。
「臥 淑鵬、起きなさい!」
やっと名前がわかった、彼の名前はが しゅくほうくん。
いくら呼んでも起きないので、揺すってみる。
すると細く見える身体から、腕で払おうと私に向かって振り落とされる腕。
間一髪で避けるが、疾がいつの間にか、腕を拘束して何か技をかけている。
「いたたたたたなにすんだよ!」
「なにすんだよ!はこっちのセリフだ!うちの大事な姫さんに何しやがる!」
「何もないよ、疾。寝ぼけてただけだよ」
ふと…弟を思い出す。
弟も、起こしに行ったらたまにこういう手を払う動作をしたっけ。
「姫さんに感謝しろよ、クソ餓鬼!」
「なんだよ、クソジジィ」
「まだ俺はジジィじゃねー!」
喧嘩を始める二人。
「ストッープ!授業中だから静かに、喧嘩したいなら外でして、淑鵬も授業聞きなさい!」
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