待っていたの
「これは、居候してるから手紙を出すだけだから、いいですか?とわざわざ許可を貰う必要なんてないよね?」
自分は数ヶ月後、陛下の妻となるのに他の男の家に泊まるなど、普通の男は嫌だろう。
男とは書いてないし、大丈夫だと思った彩。
「彩、これ見て」
ガラスとガラスがくっついた、アンティーク調のガラスの綺麗な模様。
「綺麗…、ペンダント?」
「これ、俺が作ったんだ、彩にやる」
「いいの…?」
太陽をデザイン的に形どったもの、青の綺麗なガラス。
それを彩の首にかけてやる、そうすると嬉しそうに笑った。
「似合う、すげぇ似合う!」
「ありがとう」
大事そうに、キュッと手で包みこむ。
それから、夜がふけるまで三人で話し込む。
ずっと前から友達みたいな感覚、彩の世界でこのふたりと出会ってたら、何か変わったであろう。
「すきだよ、ふたりとも」
そう言って笑った。
ふたりの男はガクリと俯いたが、それが何故なのかは知らない。
.
自分は数ヶ月後、陛下の妻となるのに他の男の家に泊まるなど、普通の男は嫌だろう。
男とは書いてないし、大丈夫だと思った彩。
「彩、これ見て」
ガラスとガラスがくっついた、アンティーク調のガラスの綺麗な模様。
「綺麗…、ペンダント?」
「これ、俺が作ったんだ、彩にやる」
「いいの…?」
太陽をデザイン的に形どったもの、青の綺麗なガラス。
それを彩の首にかけてやる、そうすると嬉しそうに笑った。
「似合う、すげぇ似合う!」
「ありがとう」
大事そうに、キュッと手で包みこむ。
それから、夜がふけるまで三人で話し込む。
ずっと前から友達みたいな感覚、彩の世界でこのふたりと出会ってたら、何か変わったであろう。
「すきだよ、ふたりとも」
そう言って笑った。
ふたりの男はガクリと俯いたが、それが何故なのかは知らない。
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