よるのうた
やっとあたしの番が来た 嘘だと思うでしょ? でも現実なの ここから送る冷たい吹雪にいつになったら気付くのかしら 楽しくて楽しくてしょうがない あなたは背中に氷を背負い、あたしと言う名を脳裏に浮かべる ――――――その瞬間に体中に走る熱―――――――もはやその毒を吸い取るのは一人しかいない 傍に在る愛と言う肩書きだけじゃ手に負えない 醜いあたしが出してあげる。そこらの蛭より上手よ 痛いと感じたらあたしの勝ち