怒りの行方
将太は、家についた。



疲れていたが、バッティングセンターへ行きたくなり、眠気とともに、バッティングセンターへ車をだした。



飛んでくる球を、これでもかと叩く。



将太は、野球部ではなかったが・・・・・・・速い球でも、三球目には、球の芯を捉えることができる位、センスはよかった。



将太もそれは、わかっていて、だからこそ"バッティング"だった。



時々・・・・・・将太はバッティングセンターに行きたくなる。



"ストレス"や"怒り"がある時だ。



将太の怒りは神経を集中させ、だからこそ、バッティングは"いつも"冴えていたのかもしれない。



"無情な機械"から送り出されてくる"感情のない球"がある。



今日も、将太の振るバットは・・・・・・・球に"ナニカ"を纏わせながら・・・・・・・・・・・・・・夜空にはじき返していく。
< 2 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop