ブルービースト
恐る恐る訊ねた、
そんな感じの戦武中将補佐。
リシアはきょとんとしてから、あぁ、とまた笑顔を咲かせた。
「シャオルさんですか?シャオルさんは、あたしが入る前の元帥様ですよ!」
「…そう」
「会ったことはないけどすごい人だったみたいです!」
リシアの言葉にユノは複雑そうな顔をした。
それに気付いた意外に壮絶な過去を持っていたストーカー女は首を傾げる。
「ユノさん?」
「うん?」
「どうかしましたかぁ?」
「あ…ううん」
何でもない、と呟くユノにやはり不思議がるリシア。
しかしユノの様子からあまり追求しない方がいいと悟ったのか、またまたにっこり笑うと新たに口を開いた。
「ありがとうございました」
「…え?」
「あんまり話したことなかったんです。結構すっきりしちゃった!」
「リシアちゃん…」
本当にさっぱりした表情で言うリシアに、ユノも微かに笑みを見せた。
それを見たリシアはユノの隣に移動するとその腕をとる。
「ユノさんも何かあったら言ってくださいねっ!」
「…えっ」
「いつでもいいですから♪すっきりしますよ!」
自分を見上げ訴えてくるリシアに、ユノは一瞬目を見張った。
それからふっと口元を緩め頷く。
そんな感じの戦武中将補佐。
リシアはきょとんとしてから、あぁ、とまた笑顔を咲かせた。
「シャオルさんですか?シャオルさんは、あたしが入る前の元帥様ですよ!」
「…そう」
「会ったことはないけどすごい人だったみたいです!」
リシアの言葉にユノは複雑そうな顔をした。
それに気付いた意外に壮絶な過去を持っていたストーカー女は首を傾げる。
「ユノさん?」
「うん?」
「どうかしましたかぁ?」
「あ…ううん」
何でもない、と呟くユノにやはり不思議がるリシア。
しかしユノの様子からあまり追求しない方がいいと悟ったのか、またまたにっこり笑うと新たに口を開いた。
「ありがとうございました」
「…え?」
「あんまり話したことなかったんです。結構すっきりしちゃった!」
「リシアちゃん…」
本当にさっぱりした表情で言うリシアに、ユノも微かに笑みを見せた。
それを見たリシアはユノの隣に移動するとその腕をとる。
「ユノさんも何かあったら言ってくださいねっ!」
「…えっ」
「いつでもいいですから♪すっきりしますよ!」
自分を見上げ訴えてくるリシアに、ユノは一瞬目を見張った。
それからふっと口元を緩め頷く。