1億の☆
絶対服従の言葉が胸に突き刺さり、私の決意を揺るがす。
緩んだ決意と共に居た堪れなくなって視線を下げると、
それを許さないかのように頬に添えられていた手が後頭部に回り持ち上げる。
同時にアイツの顔も近づいてくる。
「ちっちょと!離れてよ!!」
両手でアイツの体を押し離そうとするも、逆に腰に手を回され身動きが取れなくなる。
「っいや!・・・・・・っん・・・・」
唇に押し付けられた柔らかな感触に、とっさに硬く目を閉じる。
離そうと必死に手に力を加えてもアイツの体はびくともせず、
押し当てられた柔らかな唇は啄ばむように私のそれを堪能し、
そしてゆっくりと離れた。