１億の☆

「お言葉ですが、私なりにお調べしましたところ、

音水様はこちらではかなり優秀で学年トップの成績でいらっしゃいます。

それにこちらの高校からも、毎年藤ノ宮学院大学への入学者が数名おりますゆえ、

このまま落ち着いて勉学に励んでいただければ申し分ないかと。


もし、それでも類様がご心配とのことであれば････、

私が責任を持って優秀な家庭教師を探して参りますゆえ、ご安心を。」



なんだか褒められているんだか貶されているんだかわからないけど、自分を置き去りにして話を進められているのが気に食わない。



「ちょっとっ「西條の言いたいことはわかった。お前の言う通りにしよう。」






（（怒））