奪ったのは君か僕か
「ぅん…」

「モミジ…?起きたのか?」

「ルキーニ…ずっとこうしてくれてい
 たの?」

「あぁ。よく眠れたか?」

「えぇ、こんなにぐっすり眠れたのは
 久しぶりだわ。ありがとう、ルキーニ
 のおかげね。」

にっこりとモミジが微笑む。

あぁ、なんて素敵な笑顔なんだろう。

俺はきみをみていたい。

愛したい。

守りたい。



モミジ、君のために俺は

なんだってやるよ。
< 47 / 100 >

この作品をシェア

pagetop