奪ったのは君か僕か
「あんた、ルキーニのことしってん
 の?」

「あぁ。この前きたよ、生きろと、
 いっていたよ。」


「…そうゆうこと、とりあえず
 あんたには生きてもらわなきゃ
 いけない。気をつけて!
 危なくなったらすぐに私を
 呼びなさい。分かった?」

「…わかったよ。」


「あんたのせいで…ルキーニは…」


「俺が?なんかしたか?」


「…いいの。独り言。じゃあまた
 何かあったらよんで!じゃね☆」


「…なんだ?あいつ」


しかし、こう死神にばっかりあって
いると俺はもうすぐ死ぬのかもしれ
ないと思ってしまう。


紅葉がいない人生…
いつ死んでも、構わないか。
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