奪ったのは君か僕か
「も、もちろんだとも!
 よし、美味い菓子を用意させよう!
 待っておれ!!」

すぐに部屋出ていった将軍様。

子ができてからというもの、

心配症で少し困るけど、たくさんの
愛で私たちを包んでくれる。

最初は憎くてしょうがなかったのに、
今はかわいいとすら思える。

「ふふふ。」

「ご機嫌だな、モミジ!」

「ルキーニ!人って変わるものね!」

「…そうだな!」

にっこりほほ笑むルキーニ。

あなたのおかげよ。

生きてよかった。

光に出会えてよかった。

ずっとそばにいて?

ルキーニ。

いつの間にか私を支配しているこの
気持ち。


愛しているわ。

ルキーニ…!!
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