流れ星に願いを
私は、少しずつ、話し始めた。



「あの時、汐香と爽くんとはぐれて−…。」



それで、別に気にすることなくマキバへ向かったんだ。



赤の信号に、変わって、ふと、目に映ったのは、お似合いのカップルだった。



ずっと目線をおって見てると。



星夜くんだった−…



「その時、好きだって気付いて、だけど、もう遅かったんだ−…ぐすっ。」




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