流れ星に願いを
「帰るのか?」



そう、話しあってる二人がお似合いだと不覚に思ってしまう。



「うん、用事があるから」


ドクンッ。



「じゃあ、さようなら。
バイバイ星夜。」



ドクンッ



私は、静菜ちゃんに少し頭を下げた。



ドクンッ



静菜ちゃんは、人のゴミに紛れて行った。



「帰ったな。」



静菜ちゃんが、帰ったいまも、心臓は苦しかった。




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