流れ星に願いを
−…



今日も、図書室で汐香と勉強。



いつも通りの日々。



私は、変わらなく汐香に勉強を教えている。



「ありがとう。」



そう言って、微笑む汐香に口を開いた。



「ね、汐香?
何処の高校受けるの?」



私は、昨日思っていた事を口にした。



「あー、私はN高校を受けるよ、次いでに言えば爽も受けるんだよっ!」



嬉しいそうに話す汐香。



爽くんとはなんだかんだでラブラブなんだなと思った。



苦く笑いながら汐香の言葉に。



"夏華は何処の高校を受けるの?"



私は、答える事が出来なかった──…‥



< 187 / 220 >

この作品をシェア

pagetop